念願の自社醸造を行うべく、2018年7月に「その他の醸造酒免許」を取得。
東京都世田谷区の三軒茶屋に「WAKAZE三軒茶屋醸造所」を立ち上げました。

四季折々の気候や、天然の微生物の力を活かした「自然な造り」をベースに、
どぶろくやボタニカルSAKEのほか、
SAKEの新たな可能性に挑戦するべく様々な酒造りに挑戦しています。
常に新しいレシピでSAKEを仕込んでおり、
年間30種類を超えるクラフトなSAKEを世に送り出しています。

醸造スペースはわずか4.5坪。
一般の酒蔵からするとごく小さいサイズである200Lの
サーマルタンク4本がひしめき合う広さですが、
狭いながらも分析用機器、圧搾機、さらには神棚など
一通りの設備は揃えており、いでたちは酒蔵そのものです。

また、併設の飲食店「Whim SAKE & TAPAS」にて
造りたてのお酒をお楽しみいただけるほか、
和洋中やエスニックなどの要素を併せ持つ多国籍料理とのペアリングも体感できます。

所在地

WAKAZE三軒茶屋醸造所

〒150-0004
東京都世田谷区太子堂1-15-12

三軒茶屋醸造所で生まれたSAKE

三軒茶屋醸造所と言えば「どぶろく」。
どぶろくとは「途中まで日本酒と同じ製造過程だが、最後にもろみを搾らずに、
米が残ってる状態そのままで飲むお酒」のことです。
味、香りだけでなくお米の粒感も楽しめます。
三軒茶屋醸造所では、生酛、水酛などの自然な造りで育てたもろみに、
ハーブやスパイス、山形県産のフルーツなどを入れたオリジナルなどぶろくです。
発酵過程ではちみつを入れた「三軒茶屋のどぶろく〜honey〜」が代表作。

ボタニカルSAKEはさらにお茶、花、塩などを発酵過程に取り入れます。
こちらのタイプはもろみを搾って澄んだ液体だけにして仕上げます。
芳醇な香りやミネラル感を手に入れた厚みのある味わいが特徴です。
生酛のもろみに高級茶葉である白茶を入れた「FONIA TEA prototype 〜白茶〜」が代表作。

その他にも、麦を焙煎して作るビールのポータースタイル(黒ビール)にヒントを得て、
米を焙煎して使用した「SANCHA SAKE PORTER」など、
自由で独創的な発想を酒造りに取り入れています。

杜氏紹介

初代杜氏 今井 翔也

東京大学農学部卒業後、食品EC企業オイシックスに入社し、在籍中に代表稲川と出会いWAKAZEを創業。退職後、秋田・新政酒造、富山・桝田酒造店、新潟・阿部酒造、群馬・聖酒造で蔵人として修行を積み、酒造りの知識と技術を横断的に会得。
実家は天保12年(1841年)創業の群馬・聖酒造で、父が蔵元杜氏、長兄が聖酒造8代目社長、次兄は愛知・丸石醸造にて酒を醸す酒造一家。(母の実家は岐阜・千代菊)。
WAKAZEでは醸造技術担当として、《ORBIA》《FONIA》の開発を技術面から支え、「WAKAZE 三軒茶屋醸造所」では醸造責任者として酒造り全体を統括。

ご挨拶

おかげさまで、2018年の醸造所創立から2年目の造りとなります。四季を一巡し、積み重ねた素材技術とそのレシピたちは数十を数えます。仕込には、本社のある山形庄内のお米と、地元三軒茶屋の湧水を使用。原点回帰の存在である無圧搾(Non-Pressed)の「どぶろく」造りを基本としながら、生酛や水酛といった伝統的自然製法はもちろん、ボタニカル素材を取り入れた未知のSAKEも次々と誕生させていきます。お店に来るお客様に見守られながら、酒屋若勢を育てながら、上質で革新的なお酒を真摯に醸してまいります。